• インフルエンザ
• 肺炎球菌
• 麻疹ワクチン
• 水痘ワクチン
• 帯状疱疹ワクチン

　インフルエンザワクチンは毎年秋から冬にかけての季節に接種することが一般的です。流行の前に接種することで感染を予防する効果が期待されます。定期的なワクチン接種により、感染を予防し健康を守りましょう。

　肺炎球菌は高齢者に重篤な肺炎や敗血症を引き起こす原因となることがあります。免疫力の低下した高齢者は感染リスクが高まりますが、ワクチン接種により感染予防に効果を発揮できます。一般的に、65歳以上の高齢者には1回の接種がおすすめされます。一部のリスク要因を持つ方には追加の接種が考慮される場合もあります。

　麻疹は高い感染力を持つウイルスによって引き起こされる病気です。高熱や発疹、全身の不調などが特徴で、麻疹の流行地域への旅行や、免疫力の低下した状態での感染リスクを考慮し、大人でも定期的なワクチン接種が重要です。未接種の方や麻疹の流行地域を訪れる予定のある方に接種が勧められます。

　水痘は水泡状の発疹や発熱を引き起こすウイルス感染症です。成人期に感染すると合併症のリスクが高まります。水痘ワクチンは、水痘に罹患したことがない成人や、未接種の方に対して推奨されています。水痘ワクチンは、成人の場合には2回の接種が一般的です。

　帯状疱疹は水痘ウイルスが再活性化することで引き起こされる疾患で、皮膚の特定の部位に痛みや発疹をもたらすことがあります。高齢者になるほど完治までの期間も長く、症状としても大きなストレスになるため、50歳以上の高齢者を対象としています。特に免疫力の低下した方に推奨されています。